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新技術設備と知的財産

新技術設備と知的財産
弊社が開発した新しいメッキ技術についてご紹介します。

Hi-ACT System

Hi-ACT System開発の背景
Hi-ACT System開発の背景

環境を配慮した製造方式での自動車用小物部品の耐食性を確保した品質の開発が大物防錆部品に比べ遅れています。
小物部品では、高耐食性6価クロームの代替技術(耐食性品質、材料選択、製造コストや効率等)での不安定要素が課題になっています。
弊社はこれらの課題を解決すべく、Hi-ACT Systemを開発しました。

技術内容

技術内容
パイプ断面で見る防錆被膜構造
亜鉛・ニッケル合金メッキ被膜上に、次工程となる電着塗装の下地を化成処理剤で高耐食性複合皮膜の新メッキ層を形成します。
この新メッキ層に電着塗装を施します。
この新しいメッキ技術をHi-ACT Systemと名付けしました。
(HIRO Plating High Anti-Corrosion Technical Systemの頭文字で命名)

活躍場所

新メッキ技術「Hi-ACT System」をベースに加工したメッキ部品は耐食性、耐震性に優れていることを評価され、次期省エネ型のエンジンの一部分に使用されています。
活躍場所
活躍場所

Hi-ACT Systemの特長

高耐食性品質の確保
新化成処理剤の開発
複雑形状部品、パイプ内部、凹面部、メッキ未着部や膜厚不十分箇所にも対応が可能となります。
亜鉛・ニッケル合金メッキ+電着塗装の連続工程化による加工効率のUP
達成目標値(当社比)に向けて現在実証テスト中です。
実証テスト
実証テスト内容

  • 製造能力30%UP
  • 製造コスト30%Down
  • 納期短縮3日(吊り替え&一時保管)
  • 防錆品質5,000時間耐久
  • 耐熱性能(200℃)他

知的財産

特願 2009-290155
実用新案登録2件
鍍金処理用リード線
登録第 3157913号
電着塗装用の治具
登録第 3157914号
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